交通誘導業務は最善の形を追求するとかなり奥が深い分野であり、軽率なミスが大事故を引き起こす可能性がある極めてプレッシャーの高い業務です。警備員には誘導のノウハウの他、高いコミュニケーション力と決断力が求められます。昨今の警備業界では業務を満足にこなせない人材が要所に配置されるケースが珍しくなくなってきました。業界全体で「警備員の質の低下」が課題となっているのが現状です。しかし、スタッフを雇い、教育し、現場に送るのはあくまで警備会社です。アサヒテックは使用者側の責任をしっかりと認識した上で、知識や経験を超えたサービスの質を向上させるための人財採用および人財育成に積極的に取り組んでいます。

交通誘導警備ではチームワークが何よりも肝心です。警備員同士は勿論のこと、現場の職人様とも良好な関係を築くことであらゆるリスクの軽減に繋がるからです。良いチームを作るためには、まずは一人ひとりが役割を果たすことが第一歩。それぞれの担当場所の任務とその意味を把握し、わかりやすい誘導を実直に実践していきます。この”当たり前を繰り返すこと”が現場の輪を作っていくものだと確信しています。仕事場の仲間の命と安全を守るという強い決意で「現場の事故ゼロを更新し続けること」を全社で共有しています。

当社の強みの一つが研修制度の充実です。アサヒテックには講習専門スタッフが在籍し、新人研修・中間研修を随時行なっております。同規模の他社ではなかなか見られない取り組みではないでしょうか。また「研修＝DVDを見るだけ」ではありません。講習スタッフの実体験談や質疑応答、現役ガードマンの誘導のレクチャーを交えるといった工夫を加え、現場の任務に繋がる研修を心がけています。

施工管理技士1級を保有し施工管理経験もある人材もいますので、現場の状況やご要望を踏まえた適切な人材選定を行うことが可能です。お取引先様から警備員のご相談をいただいた際には、必ず現場に足を運び、ご要望を詳しく把握できるように心がけています。お任せいただく現場の状況や今後の工事の進み方を踏まえ、どのようなスキルと能力が必要か、どのような人材であれば、現場で役立てて頂けるかをお客様目線で考えます。

当社の警備員は「誘導がわかりやすい」「気が利く」「元気がある」といったお客様からのお声をしばしば頂戴しております。「君が警備に来てくれてよかった」「アサヒテックさんで助かってるよ」そんな声を頂くたびに、警備員・社員ともに仕事のやりがいを感じています。また、工事の近隣の住民の皆さんと、毎日の挨拶から交流が生まれ、様々な気遣いや配慮をいただくことも珍しいことではありません。工事が完了し、現場を立ち去る際に、近隣の小学校の生徒さん達からお手紙をたくさんいただいたこともありました。お客様先で活躍し評価いただけること、街の皆さんに親しまれ愛されることが、当社の喜びでもあり、社員一同のやりがいにもつながっています。